昨年の10月より受講していた「平成30年度法人後見支援員(市民後見人)養成研修」を休みなく、すべての研修を終えることができました。
最後の研修は、先に受講された先輩方と一緒に事例を使ってのグループワークでした。
5~7人くらいのグループを作り、皆で話し合いながら、支援する被後見人の方の意思を大事にして、一番いい方法を考えていくものでした。
テーマを3つに分けて、最初は一人ひとりがそのテーマに沿って考えて持ち寄り、そこからみんなの意見をまとめてグループ発表。
テーマ3つとは
①気になること、知りたい情報
②後見活動の内容
財産管理、身上監護
③関わる際の立ち位置、視点
この3つのテーマごとにグループの意見をまとめていく工程がとても大切なのではないかと考えました。
今回の事例は
「高齢者夫婦と障害のある子のいる世帯への支援」
「母と住宅で暮らしていたが、母が亡くなった障がいのある方への支援」
この事例には情報が少なく、色々なことが考えられるようにしてあり、どんなことに注意をしながら、考えていくか、もちろん、ご本人の意思を大事にして、ご本人の一番いい方向性は何なのかを探っていく作業です。