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住宅ローン、金利

これは、日本銀行が長短金利操作の運用をさらに柔軟化することを決定すると発表したからです。

「長期金利の目標を引き続きゼロ程度としつつ、その上限の目途を1.0%し、大規模な国債買入れと機動的なオペ運営を中心に金利操作を行うこととする」(日本銀行 23年10月31日 当面の金融政策運営について)

 

この発表により、長期金利の利上げの可能性が出てきたわけです。

そして、フラット35等の固定金利型の適用金利が上がってきます。

現時点の適用金利は、借入期間にもよりますがおおよそ年2%に近い適用金利となっています。

変動金利型と比べると利息負担が大きくなります。

変動金利型の金利はとても低い水準となっています。

 

日経新聞によると1月の新規貸し出し向けの最優遇金利はメガバンクで年0.3%台~0.4%台、ネット銀行では様々な割引で年0.1%台になるケースもある。住宅金融支援機構の直近の調査では、住宅ローン利用者のうち7割超が変動金利型を選んである。(2024年1月27日日経新聞)

 

住宅ローンを利用するときは、将来の金利上昇のリスクを加味する必要があります。

現時点では「固定金利型」と「変動金利型」の金利差はとても大きく感じます。

もし、「変動金利型」を利用した場合は、将来、5年後10年後に金利が2%、3%になったときにどれくらい家計に響いてくるかをあらかじめ調べて、その時の対策も立てておくことが大事です。

 

その時のために、入ってくるお金の金利と出ていくお金の金利の確認をしておく必要があると思います。

 

入ってくるお金の金利が出ていくお金の金利より多ければ、自分の懐のお金は金利によっては減らないことになりますね。

 

では、今日はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

追記、今回の写真は私が撮りました。この雲が「昇り竜」に見えたからです。

どうですか。あなたに「竜」が見えますか。